公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会 近畿地区協議会の2018年度調査研究会「サイバーセキュリティ演習研究会」(発起人:弊社社長)おいて、「病院管理職向けのサイバーセキュリティ机上演習」を実施しました。
日 時:2019年2月16日(土)13:30〜18:00
主 催:公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会 近畿地区協議会
場 所:大阪駅前第4ビル23F貸会議室
1.当机上演習の目的
サイバー攻撃を起因とした病院の組織横断的な各種リスクマネジメント機能強化に寄与することを目的とします。
2.当演習テーマ
【第1部】「サイバー攻撃と医療安全の関係」の理解及び体験
【第2部】サイバー攻撃による患者情報漏えい時の組織的対応
3.当演習シナリオの構成
- 演習実施計画書(演習の実施計画)
- 内外環境設定(演習のモデル組織の内部及び外部環境設定で、演習の前提条件。)
- 演習課題(演習の課題で「状況付与対象者」の立場で設問を検討。)
4.当演習の結果
参加された民間病院の実務担当者から非常に高い評価を頂くと共に、「実際の場面が設定されたことで問題点や課題が具体的に洗い出された。プレイヤーとして参加した演習や体験での “ 気づき ” を病院に持ち帰り、サイバー攻撃に対する被害拡大防止や迅速な復旧対策への応用・展開、BCP(業務改善計画)の見直しにつなげたい。」とのコメントも頂きました。
5.その他
医療機関をめぐるサイバーセキュリティへの関心が非常に高まっていることを示すように、NHK 大阪放送局が当演習の様子を密着取材。当日夜のTV ニュースで放映され、大きな反響を呼びました。